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【カズレーザーと学ぶ】猫背、肩こり、腰痛の方必見!注目のファシアの正体

こんにちは。ねころび堂のさかべです。

2023年11月7日に日本テレビ系列で放送された「カズレーザーと学ぶ 超最新健康診断スペシャル」の中で、謎の器官として「ファシア」が取り上げられていました!

nekorobi

情報のタイトルは「肩こり・腰痛・頭痛の原因!?ファシアのほぐし方」!

ファシア?どこかで聞いたような。。

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以前のブログでファシアについて少し触れています。

ねころび堂の施術の特徴である筋膜リリースは、まさに「ファシア」へのアプローチなのです。

https://nekorobido.com/blog-myofascia-1/
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今回は、番組内で紹介されていた内容を含めてファシアについて見ていきましょう。

近年注目のファシア

コロナ禍の影響で姿勢の悪化が増加し、肩こりをはじめとする体の不調を感じる人が増えています。

2023年8月に実施された調査によると、コロナ禍の直近3年間の外出自粛や在宅勤務などにより、半数以上の人が「体を動かす時間(通勤通学時間や運動)の減少に伴い、姿勢が悪化した」と回答しており、さらに、姿勢が悪い人は、姿勢が良い人よりも体の不調を感じている割合が約2倍という調査結果が出ています。
(出典 - <2023 年最新 姿勢に関する意識調査> : 【公式】株式会社ティップネス https://www.tipness.co.jp/co/index.html ニュースリリース2023/09/11)

この悪化した姿勢は、肩こりや呼吸機能の低下だけでなく、さらには心の不調にも影響を与えることが明らかになっています。

こうした問題の中で、近年注目を集めているのが「ファシア」です。

以前は無視されがちだったファシアは、最新の研究において姿勢や肩こりの鍵を握る存在として浮上しているのです。

ファシアとは?

全身の筋肉、骨、血管、神経、臓器など人体のあらゆる組織は、柔らかい膜のような組織で包まれています。
それらの膜を総称して、fascia(ファシア)と言います。

あれ、筋肉を包む膜って筋膜のことだよね?

nekorobi

そう、ファシアは全身の筋肉や血管、臓器などをくまなく覆う膜組織の総称で、筋肉を包む筋膜はファシアのうちの一つになります。

筋膜もファシアなんだね!

身近なものでファシアを見ることができます。
鶏肉の皮をはがすときに、同時に白い膜のようなものがくっついてくることがありますが、それがファシア(筋膜)です。

ファシアは皮膚よりも大きい、人体最大の器官と言われており、コラーゲンをはじめとした線維状のタンパク質から成り立っています。

ファシアの役割と問題

ファシアは本来柔軟性のある組織ですが、運動不足や悪い姿勢を続けることによって硬くなり、肩こり・腰痛・頭痛の原因にもなります。

ファシアが硬くなると、体が痛くなるの?

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実はファシアにはセンサーの役割があるのです、それは。。

最新の研究では、ファシアには痛みを伝える役割があると言われており、筋肉よりも痛みセンサーの数が多いことが判明しています。


そのため、肩こりや腰痛などの痛みは、筋肉の痛みというより硬くなったファシアの痛みセンサーが反応している可能性があります。
痛みにはファシアの問題が影響していると考えられているのです。

体を滑らかに動かすためにはファシアの柔軟性が必要ですが、ファシアが凝り固まることで、体の動きが悪くなるだけでなく、慢性的な痛みにも繋がります。

ファシアはなぜ硬くなる?

運動不足や悪い姿勢を続けると、どうしてファシアは硬くなってしまうのかな?

nekorobi

それではファシアが硬くなる仕組みについて見てみましょう。

ファシアは本来柔軟性があり筋肉が滑らかに動くのをサポートする役割があります。
ファシアが健全な状態であれば、柔らかく弾力性があり滑りがよく、筋肉を円滑に動かすことができます。

しかし、運動不足や悪い姿勢や歩き方、ストレスなどでファシアの状態が悪くなることがあります。

ファシアの構成要素のひとつにヒアルロン酸があります。

体を動かした時の痛みに関係するファシア(筋膜)は層構造になっており、この層の間にはヒアルロン酸が存在します。
ヒアルロン酸は通常はサラサラな状態で、ファシアの滑りをよくする潤滑油のような働きをしています。

しかし、運動不足や悪い姿勢などで局所的にかかり続けるストレスなどで、ヒアルロン酸は粘性が増してベタベタに変化します。

滑りが悪くなったファシアの層はのり付けされたようになってスムーズに動かせず、無理に動かそうとすると痛みやシビレを感じたり、血行不良を引き起こし、これが肩こりや腰痛などの体の不調につながるのです。

ファシアのつながりと症状の関係

ファシアは、全身のあらゆる組織を包む柔らかい膜のような組織であり、その柔軟性が失われて硬くなると痛みやコリにつながることはすでにお話しました。

その痛みについて、実は痛みを感じる場所とファシアが固まっている場所が違う場合があるのです。

肩が痛いのに違う部分のファシアが固まってるということ?

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そう、必ずしも痛みのある場所に原因があるわけではないのです。

ファシアの全身のつながりについて見てみましょう。

ファシアは全身ですべてつながり合っています。全身タイツを体の中に一枚着ているようなものをイメージしてみてください。

たとえば全身タイツのお尻のほうを下に強く引っ張ると、頭や肩のほうも一緒に引っ張られます。
その結果、お尻に原因があっても頭痛や肩こりのような症状として、お尻以外の部分に現れることがあります。

このようにファシアは全身でつながっているため、痛みを感じる場所とファシアが固まっている場所が違う場合があるのです。

ファシアの凝り固まりを解消するセルフケア

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番組でファシアをゆるめるセルフケアが紹介されていました!

ファシアは熱で柔らかくなるため、コリのポイントを探して少し摩擦をかけるように動かしてやるとゆるんできます。お風呂でのセルフケアがおすすめです。

お風呂で温まりながらできるんだね

まず、お風呂に入って首を回して痛みやコリのポイントを見つけます。
見つけたポイントを60秒ぐらい押しながら左右に動かすなどして摩擦熱を与えるように動かします。これでファシアをゆるめます。

痛みがぶり返すようであれば、別の場所のファシアが原因かもしれないので、体をねじるなどして違和感のあるポイントを見つけて、その場所にも同様のアプローチをすることで改善する可能性もあります。

ファシアの固まりを予防

ファシアは40代ぐらいから固まり始めると言われています。ファシアの状態が悪くならないように予防にも気をつけましょう。

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ファシアが固まりづらい生活をすることが大事です。普段の生活でこんなことに気をつけてみましょう。

  • 適度な運動やストレッチ
  • 良い姿勢を意識する
  • 水分を適度に撮る
  • 体を冷やさないようにする
  • ストレスを溜めない

ファシアを健全な状態に保つために生活習慣に気をつけ、適切なセルフケアを実践することで、肩こり・腰痛・頭痛といった不調を和らげ、全身の健康を維持しましょう。

筋膜=ファシア?

さて、番組では「ファシア」という言葉を使って説明していましたが、肩こりや腰痛など体を動かした時の原因になるファシアは「筋膜」と考えられます。

ファシア(fascia)は全身のあらゆる組織を包む膜の総称
筋膜(myofascia)はファシアの中でも筋肉を包む膜=ファシアのひとつ
ですので、筋膜リリース=ファシアリリースとも言えます。

長年にわたり固まってしまっているファシアは、セルフケアで簡単に解消できないこともあります。
そのような場合は、整体院などで筋膜リリース(ファシアリリース)の手技療法を受けてみるのもよいでしょう。

まとめ

今回は、2023年11月7日に日本テレビ系列で放送された「カズレーザーと学ぶ 超最新健康診断スペシャル」の内容を織り交ぜ、「ファシア」についてご紹介しました。

ファシアが柔軟性を失い滑走性が失われると、さまざまな体の不調を引き起こし、姿勢にも影響します。
普段の生活でファシアが固まらないように気を付けることが大切です。
また、セルフケアや整体などでケアを受けるのも効果的です。


当院では、こり固まりの原因となる姿勢や体のゆがみを根本的に改善に導く、最先端の痛くない深層筋膜リリース(ファシアリリース)を提供しています。

頑固なファシアの凝り固まりは、場合によっては何十年と身体にへばりつきストレスをかけ続けます。
深層筋膜リリースは、そのような頑固な癒着も強い刺激は与えずに柔軟にしていきます。

今注目のファシアにアプローチする深層筋膜リリースで、なかなか改善しない体の痛みゆがみを解消し、再発しにくい体をめざしませんか?

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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